●2000年11月23日 WBA世界S・バンタム級タイトル・マッチ
ヨベル・オルテガ(ベネズエラ)VS石井広三 観戦記
1,2Rは石井のフックがあたり、ペースは完全に石井ペース。オルテガのパンチはスピードも,迫力もな
い。ディフェンスは堅牢なガードも,柔軟なボディー・ワークもない。
石井の豪快なKO勝ちを予感したのですが・・・・
3Rあたりからオルテガ選手はペースをつかみだします。
パンチの迫力はないのですが、2発ぐらいあたると石井はぐらつきます。石井がグイグイ前進し攻めます
が、オルテガは決定打を喰らいません。
もしかして、見た目と実際が違うのがオルテガの強さかもしんない!?
石井は1発あたるとそれを突破口にグイグイ攻め込みますが、オルテガは決定打を許さない。
オルテガはコツン,コツンと迫力には欠けますがパンチを確実にヒットさせます。しかし、ペースはつかみ
きれない様子。一進一退の攻防が続きます。
7,8Rあたりからでしょうか、ペースはオルテガが握った感じです。石井のパンチがあたらなくなります。
10Rついにオルテガはダウンを奪います。石井,足が動かず大ピンチです。なんとか後半盛り返す石
井・・・
11Rオルテガのパンチで石井はぐらつきロープへ後退、オルテガの追撃を喰らいレフェリーが割って入
り試合終了。
TV放送ではポイント差は拮抗していたそうですが、私の印象では石井の完敗に感じられました。
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