●2001年 9月24日 WBC世界スーパー・フライ級タイトル・マッチ
 徳山 昌守 vs ジェリー・ペニャロサ(フィリピン) TV観戦記

 いや〜、やっと観ることが出来ました。徳山 昌守選手!今までTV中継がなく悔しい想いをしていま
した。それも勝ち試合を観ることが出来てうれしいです。

 さて、試合展開ですが体格差を利して徳山はアウト・ボクシングを展開してジャブをビシビシ打ち込むと
予想していたら・・・・ガンガン打ちます。しかし先制攻撃は良いのですが力が入り過ぎ?大振りが目立ち
ます。
 一方ペニャロサはグイグイ前進してショートの力強いパンチを振るいます。特に4,5Rはペニャロサの
ラウンド。徳山はペニャロサの前進,プレッシャーに押された展開です。
 6R以降、徳山は足を使いアウト・ボクシングに切り替えます。自在に動き回る徳山を追いきれないペ
ニャロサのパンチは空を切ります。

 加速度的に徳山のペースになりますが・・・・

 9Rに異変が起きます。突如として徳山の動きが鈍くなります。足に力がなく,バランスが乱れ,ペニャ
ロサの前進に押される展開。フラフラ状態です。突然のスタミナ切れ!?とうしたんだ徳山!?ハラハラ
・ドキドキです。
 インターバルでのリプレイを観ると徳山の顎とペニャロサの額(のやや上部)が激しくぶつかっています。
この影響でペニャロサは流血,徳山はペース・ダウンとなったようです。

 10Rになると徳山は先ほどのペース・ダウン嘘のように動きが良くなります。

 11Rも徳山ペースで進みます。途中ペニャロサの流血が激しくなりドクター・チェックが入ります。(私は
これで終了すると思ったほど激しい流血でした)

 12Rになるとペニャロサは荒々しい追い上げを見せますが徳山を獲れ捕らえられませんでした。

 判定は115−113×2,116−113の3−0でチャンピオン徳山が3度目の防衛に成功です。

最後に私の素人採点

ラウンド  1  2  3  4  5  6  7  8  9 10 11 12 合計
徳山  9 10 10  9  9 10 10 10  9 10 10  9 115
ペニャロサ 10  9  9 10 10  9  9  9 10  9  9 10 113
                       


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 01/09/24