WBC世界スーパー・フライ級タイトル・マッチ

 徳山昌守vs柳光和博 TV観戦記

 1Rは様子見の展開,お互いフェイントの掛け合いでした。

 2Rになると徳山が打って出てきます。柳光は手が出ない感じです。

 3Rになると徳山は柳光の動きを見切りジャブ,右ストレートとパンチを決めます。柳光は相手のパンチ,
動きのタイミングがつかめない様子で,攻撃は単発の左ストレートのみといった状態・・・・

 そして,この状態が8Rまで続きます。

 それから解説の方々も言及していましたが,柳光は右のパンチをほとんど出しません。右を痛めていたの
でしょうか・・・・

 9Rのゴングが鳴るとTVに映し出された柳光の顔から気合いが伝わって来ました。勝負に出た様子です。
温存していた右も振るいますが・・・・徳山にいなされる感じ・・・・膠着状態の後・・・・

 徳山のジャブ,右ストレートが柳光を襲います。ジャブは何とかかわしたようですが右ストレートがジャスト
ミーーーート。

 柳光は2,3歩後退の後ヒザを折れスローモーションの様にダウン!必死に立ち上がりますがレフェリー・
ストップとなりました。

 徳山の強さが目立った試合でした。特に相手の動きを見切る能力が光りました。


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02/03/24