●1999年11月7日 WBA世界Sフライ級タイトル・マッチ
 戸高 秀樹VS名護 明彦 観戦記

 世界戦初生観戦のデパート越後屋です。

 でも、この感想はVTRを見てから書いてます。

 まず、戸高選手ですがウマイですね。特に名護のパンチをスウェーで空振りさせる!また、
スゥーと距離を詰めて細かいパンチを当てる。名護が攻勢に出てくるとクリンチで流れを分断し、
もみ合いに持ち込む。

 ただし、大振りでバランスを崩した名護を攻めきれなかった課題を残しました、今後の成長に
期待したいです。

 一方、名護選手ですが・・・・
 まず、緊張したのでしょう上半身と下半身の動きがバラバラに見えました、VTRで見ると緊張
した様子がありありと伺える。しかも、解説の浜田氏によるとセコンド陣も緊張していたとか・・・・
 
 1Rはそんな中でも戸高の前進をフットワークでさばく冷静さを見せました。しかし・・・・2R
以降になると徐々に戸高のペースに合わせてしまう・・・・

 例えば、いいパンチが当てる・・・・そのあと戸高に両手を広げるパフォーマンスを許してしまう。
 
 パンチを空振りする・・・そのあと戸高にパフォーマンスを許してしまう。
 
 クリンチで、しつこくパンチを出す戸高、何もしない(出来ない?)名護!
 
 接近戦でのもみ合いにお付き合いする名護!!

 経験の差が試合に出たと思います。名護としてはいい勉強になったと思います。


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