●ベートーヴェン 交響曲 第4&5番
オットー・クレンペラー指揮
バイエルン放送交響楽団
録音:1969年5月30日(L)
EMI 5 66865 2(輸入盤)
Design-Georgina Ward
オットー・クレンペラーについて名プロデューサー、ウォルター・レッグは「彼は御影石に十戒を刻む
音楽家だった」と形容したそだが、私には意味がサッパリわからない?
さて、ベートーヴェン 交響曲 第4番ですが
クレンペラーの演奏これが、イイんですよ。テンポは遅いのですが・・・テンポが遅いなんて、どうでもイ
イ、テンポの速い、遅い、凡庸、なんて結果がよけれは、どんなテンポでもイイのだ(あたりまえか)!
各楽器の音形がシッカリ浮かび上がり、他の指揮者の演奏では目立たなかったメロディが飛び出し
てきたり、左右のヴァイオリンの掛け合いがハッキリ聴き取れる。
遅めのテンポでありながら、だれる感じがなく音の流れにシッカリした推進力がありクレンペラーの音
響美がビシビシ伝わってくる。
私の「名誉ある愛聴盤」「殿堂入り」を果たした1枚になりました。(^^)
クレンペラーのベートーヴェン 交響曲 第5番は
1:フィルハーモニア管(EMI/1959年)
2:ウィーン・フィル(DG/1968年)
を所有しておりクレンペラーの第5番は3枚目になります。
3盤3様、イイと思いつつ、物足りなさを感じる結果になり「名誉ある殿堂入り」を惜しくの逃した結果に
なりまた。
フィルハーモニア管盤は、録音のバランスが良く、左右のヴァイオリンの掛け合いや、3楽章のトリオに
おける低弦から高弦に移る弦楽器群の動きがハッキリ聴き取れる。
木管楽器や金管楽器もクッキリ浮かび上がり細部まで気を配った音響美はオモシロイのですが・・・・
私としては、もっとドラマチックな盛り上げ、もしくは、冷酷なまでにクールな演奏を期待していたのです
が・・・・
ウィーン・フィル盤はフィルハーモニア管盤と違いクレンペラーの情熱が感じられる演奏だ。ティンパニ
の強打、微妙なテンポのゆれ、割って入る金管の強奏などが聴かれるが・・・・。
ライブ録音の制約か?クレンペラーの持ち味である各楽器の音形がクッキリ浮かび上がるオモシロさ
が後退しているのが残念だ・・・・
バイエルン放送SO盤はフィルハーモニア管の細部まで気を配った音響美にウィーン・フィル盤の情熱を、
つけ加えた演奏だ。と書くと「すばらしい演奏」てな気がすのだが・・・・
気配りも、情熱も中途半端てな感じで、物足りなさを感じた。
テメーなに贅沢いってだーッ!と自分でも感じつつも・・・・
98/07/23
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