●ブルックナー 交響曲 第8番
 ギュンター・ヴァント指揮
 ベルリンPO
 2001年 1月19〜21日(ライブ)
 BGM 74321 82866 2(輸入盤) 
 Photo front cover:Ludwig Schirmer


 今話題のヴァント/ベルリン・フィルによるブルックナーは8番を聴きました。

 正直に申しまして私はこのCDにあまり期待していませんでした。

 それと言うのは・・・・ベルリン・フィルとのブルックナーの9番のCDを聴いたとき・・・・眼光鋭く強力な統率
力で指揮するヴァントのオーラにベルリン・フィルがビビッてしまったような覇気のない演奏に感じられガッ
カリした経験があるからでした。

 ところがです。このブルックナーではベルリン・フィルが鳴りに鳴り響いているではありませんか!?私は
驚き嬉しくなりました。特にティンパニとブラス・セッションは地鳴りのように轟く!
 もちろん、突発的イッちゃた迫力とは違いヴァントの神経が隅々まで行き届いているのを感じます。しかし
オケがビビッた感じがまるでなく,うるささもなくブルックナーの世界に身を浸せるではありませんか!?

 演奏全体も頑固一徹職人ヴァントが細部を丹念に描き尽くし全体をガッチリ築き上げる。ヴァント流理詰
めのブルックナー(と勝手に命名)が徹底的されています。


2001/11/15

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