●ドヴォルザーク 交響曲 第8番
サー・コリン・デイヴィス/指揮
ロンドン交響楽団
録音:1999年 8月 5日(ライブ)
LSO LIVE/LSO 0002 CD(輸入盤)
最近、コリン・ディヴィスという指揮者に興味を持ちロンドン交響楽団との自主制作ライブ録音シリーズを買い漁っ
ている。それらで痛感するのはサー・コリン・ディヴィス&ロンドン交響楽団の奏でる極上サウンド。名付けて「サー・
コリン・サウンド」の素晴らしさである。
そのサウンドは派手さもなく、雄弁でもない、ハッキリ言って地味である。しかし単なる地味な音の羅列ではない。聴
き進むと繊細な陰影があり、雅な表現力があり、内にたぎる情熱があり、驚くほどの情報量が伝わってくる。
そんな「サー・コリン・サウンド」を存分に楽しめるのが、このドヴォ8である。しかもにディヴィスとしては比較的濃い表
情付けをして、直接的な情熱を感じらる貴重な録音である。特に第3楽章や第4楽章のコーダははじけている。しかし
である!そんなハイ・テンション状態でも、あの「サー・コリン・サウンド」の味わいを汚してない。このあたりが近年サー・
コリンが神がかってきた現れであろう!
コリン・ディヴィスは地味だと勘違いなされている方々に是非、聴かせてやりたい逸品である。
03/02/19
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