●ガーシュウィン ラプソディ・イン・ブルー
 山下洋輔/ピアノ 
 録音:1986年7月20日
 KITTY RECORDS 




 10年以上、昔話になるが山下洋輔&井上道義,共演(オケは失念)によるラプソディ・イン・ブルーをTVで
見た(聴いた)。山下洋輔のピアノと格闘しているような演奏スタイルに目を丸くした!!そしてコーダーに入
る直前では何と肘打ち(弾き)まで飛び出した!しかもだョ!音楽的に充実した響きを創造したんだョ!も〜,
ビックリ仰天だョ!?
 そんな頃だったと記憶しておりますが,ある雑誌で山下洋輔ソロのラプソディ・イン・ブルーが”すばらしい”と
のコメントを発見「おっっ!CDがあるのか!」と衝動買いした。

 冒頭の駆け上がりを聴こう!1台のピアノからこれほど厚みのある響きが飛び出すのかと驚く。その後の目
まぐるしい展開はテクニカル・コースを失踪するF−1マシンのようにスリリングであり圧倒される。またノスタル
ジック,メランコリック,センチメンタル,リズミックなメロディーが即興的に現れては消える。ここで強調したい
のは目まぐるしい展開が支離滅裂でなく前後の関連をもって展開されることだ!!!
 中間部ではCMなどにも使われる美しいメロディーが奏でられる。山下洋輔のピアノは美しさに加えて一音一
音クッキリ,メリハリの効いた強さ,ズッシリした響きの深さが加わる。
 コーダーに至るとピアノの音は一段と厚みを増す。まるで50台のピアノが鳴り響くようである。その響きは深く
コク,音色は明瞭に鳴り響く!恐るべし山下洋輔である。

 因みに Rhapsody in Kunya は Rhapsody in Blue のパクリである。



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