●シューベル:交響曲「未完成」
シュトラウス:
ランナー:ワルツとポルカ
コムザーク:
ハンス・クナッパーツブッシュ指揮/バイエルン国立管弦楽団
録音1958年2月10日(シューベルト)
1955年3月20日(シュトラウス他)
ORFEO C 426981B(輸入盤)
Coverdesign:Atelier
Langenfass,Ismaning
購入するか?しないか?悩んでしまった・・・・
ワルツとポルカは同じ収録のセブンシーズ盤を所有している。
手に取ったCDにDIGITALLY-REMASTEREDとあり、きっとセブン・シーズ盤より音が良くなっている!
・・・と自分自身に言い聞かせ買ってしまった。
☆結果は購入して正解でした!
☆音質が極端に!よくなっている!当時のライブ録音としては100点の音質ではないか?
☆しかも拍手をカットしていない!
ライブ録音盤の場合ムリに拍手をカットして、音楽の余韻までもカットしている、CDが多いのに
がっかりします。
強く印象に残った曲だけコメントを入れます。
★J・シュトラウス二世 ワルツ「ウィーンの森の物語」
いきなり、ツィターの独奏ではじる!そして、すぐにヴァイオリンが伴奏を奏でる。
たしか、この曲は木管楽器が活躍する序奏があるはず。セブンシーズ盤のときはマスターテープ
の欠落かな?と思ったのですが。オルフェオ盤で聴くと・・拍手の間合い、会場ノイズの感じから推察
すると、実際の演奏もツィターの独奏ではじまったと思はれる。
クナ(クナッパーツブッシュは以下”クナ”に略させていただきます)のワルツは強靱なリズム、ゆっ
たりとして、緩急を つけたテンポ、大胆で自在な間で聴く者を引きつける。
第一ワルツの(1:39)ゆったりしたテンポと自在な間はVPOとのスタジオ盤ほど徹底されていない
が、独自の深い味 わいを感じさせる。
★J・シュトラウス二世 エジプト行進曲
セブンシーズ盤では何故か後半部分だけだが、オルフェオ盤では全曲聞ける。
トライアングルが催眠術の振り子のように響き、音楽に引き込まれと、金管楽器の雄叫び(0:36)が
飛び込んでくる!
中間部(1:56)での曲想の変化に伴って、深い味わいを醸し出すクナの棒さばきを聴けたのは大き
な収穫だ!
★J・シュトラウス二世 ワルツ「南国のバラ」
序奏部の!まぁ、なんと表現しょうか?じつに、なんとも、ゆたかで、味わい深い響きでしょうか。
軽快で流麗なシュトラウスのワルツが、大シンフォニーのように、深く響く!シュトラウスのワルツの世界
を超越している!
強靱なリズム、ゆったりとして、緩急をつけたテンポ、大胆で自在な間で聴くものを引きつける!
(7:31)の止まりそうなテンポと間の取り方!コーダの熱い盛り上がり!
セブンシーズ盤がCDのタイトル名に選んだが、理由がよく判る。曲の最後の拍手はこれが一番大
きいように感じられる。
★J・シュトラウス二世 ピチカート・ポルカ
大胆で緩急自在なテンポ。大胆で緩急自在な間の取り方。クナの指揮に必死に合わせる団員。それ
でも乱れるアンサンブル。それを愉しむクナ姿が目に浮かぶ演奏だ!
最後に聴衆に笑い声も録音されている。
★コムザーク ワルツ「バーデン娘」
クナの十八番「バーデン娘」のライブ盤!宇野氏の語る「命を懸けた遊び」中間部、序奏部の主題を
金管が圧倒的なフォルティッシモで轟かせる場面(5:16)(5:48)はVPOとのスタジオ盤と違い、アンサ
ンブルが乱れているが。
その後の、熱っぽいライブならではの盛り上がり!(8:52)の大きな間!VPOとのスタジオ録音盤では
聴けないライブでの熱演が聴ける。
もう一言・・・・
セブン・シーズ盤にあるウェーバー「舞踏への勧誘」シューベルト「軍隊行進曲」もGoodな音で聴きた
いものです。
98/06/04
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