●高田 三郎 女声合唱組曲「心の四季」〜作詞/吉野 弘

 宇野 功芳/指揮
 日本女声合唱団
 宮下 恵美/ピアノ
 録音:1993年 8月31日
 Canyon Classics PCCL-00223
 Photographer:Kunio Hirano

 宇野 功芳といえば音楽評論家/執筆家とのイメージが大きいが本人、曰く「女声合唱指揮が本業(もっ
とも好き)で評論活動やオケの指揮はその延長」なのだそうだ(出典は忘れたが)。
 近年はオケの指揮活動も活発のようでライブ録音CDが次々に発売されている。私も物好きに何枚か購
入したが・・・・正直ハズレが多い!私が思うに合唱指揮の方がすばらしい。

 さて,こん回取り上げるのは高田三郎/作曲,吉野 弘/作詞による「心の四季」である。私はこの曲を
聴き大変感激して,感激のあまり楽譜が読めないの(笑)に楽譜を買ってしまったほどである。

 第1曲目の「風が」で、早くも心奪われます。風のあたたかさが,夏の輝きが,秋の雨が,雪の静けさが,
ありありと描かれます。詩の意味を音楽に投影される様子は音楽の奥深さを改めて実感します。

 第2曲目での「水すまし」は「水すまし」の生きる姿をとおして自然の厳しさ,やさしさが表現されます。また、
「水すまし」の賢明に生きる姿ハラハラさせられます。

 第6曲目の「雪の日に」は、この組曲のクライマックスでしょう。第1曲目の「風が」での雪と違い,激しく降
り積もる雪が描かれます。そこには生や死への想いが伝わってきた圧倒されます。

 第7曲目の「真昼の星」は、すべてのモノが静かに浄化され消え行くようです。

 私もこのような清らかな音楽に感動するのか!なんて妙な優越感に浸れる音楽でした。


 02/02/28


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