ペーター・マークの録音を聴く!

演目:
 モーツァルト:セレナーデ 第9番 K.320 より 第1楽章
 ペーター・マーク指揮/スイス・ロマンド管弦楽団
 録音:1951年 8月

 著作権および著作隣接権:フリー
 再生時間: 8分10秒

 ファイル形式:MP3オーディオ
 ファイルサイズ:
2.876Kb


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解説:
 ペーター・マーク
(1919-2001)32歳若造時代の録音です。マークはエルンネスト・アンセルメ
(1883-1969)
のアシスタントを勤めていたので、その縁でスイス・ロマンド管弦楽団との録音が実
現したのでしょう。
 
 その後マークは次期スター指揮者候補として1960年まで精力的な活動を行ないますが・・・・マークは音楽
界に広がる商業主義に疑問を感じるようになりました。そこで彼は純粋に音楽に立ち戻りたいと考えるように
なりギリシアのアトス山の修道院に入り、その後、香港の禅寺で2年間の修行を行なうのです。修行後マークは
音楽活動を再開させますがスター街道と無縁な地味な活動を歩むことになりました。

 因みに1951年はトスカニーニ、ワルター、フルトヴェングラーの3大巨匠は現役バリバリ!で、
次の世代のカラヤンが台頭しはじめ頃になります。録音技術も向上し、レコード業界はSPからLPへ、
さまざまな意味で変革期だったといえるでしょう。

 
因みにマークの音楽家としてのスタートはピアニストでした。ベートーヴェンのピアノ協奏曲(第4番)のソリス
トとしてフルトヴェングラーと共演したときフルトヴェングラーは若きマークに指揮者の才能を見いだし指揮者
になることを勧めたそうです。


 お願いと注意事項

 ・この音源は録音および発売から50年以上経過しているので日本国内における著作権および著作隣接権
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