ペーター・マーク 私のお気に入り!
これは私のお気に入りであり,それ以上でも,以下でもありません。
ペーター・マークのコレを聴け!で感想文(評論ではない)を書く予定ですが,なにもコメントがないと味気
ないので若干のコメントを書き加えました。
ベートーヴェン 交響曲 全集
*パドヴァ・ヴェネト管弦楽団
録音1994年〜95年
ARTS
大変すばらしい全集である。私の好みでは1,2,4,5,6,9番がすばらしい。
この全集のおもしろいのは録音会場で,
2&4番 Lonigo、Vicenza、Italy
1,3,7&8番 Auditorium Modigliani,Padova,Italy
9番 Basilica di S.Antonio,Padova,Italy
5&6番 Auditorium Pollini,Padova,Italy
と4会場が使われている。しかも音響特性はかなり違うようで特に2&4番は残響の少ない会場(録音),
5&6番は残響の多い会場(録音)である。私の好みは残響少なめであるが5&6番は残響も豊か,細部も
クッキリ,と一粒で二度おいしい録音が楽しめるので気に入っている。ただし少々極端な気もするが・・・・
メンデルスゾーン 交響曲 第3番 「スコットランド」
*ロンドン交響楽団
録音1960年4月
DECCA
メンデルスゾーン 劇音楽「真夏の夜の夢」
*ロンドン交響楽団
ジェニファー・ヴィヴィアン(ソプラノ)
マリオン・ロウ(ソプラノ)
コヴェント・ガーデン・ロイヤル・オペラ・ハウス女性合唱団
録音1957年2月
DECCA
大きく歌うロマンティックな感じと溌剌,颯爽とした進行が楽しめる。スコットランドはロンドンSO盤,ベルン
SO盤(未聴)マドリードSO盤とある。どっしりした安定感があるロンドンSO盤を推す。マドリードSO盤はや
や軽い感じがする。
モーツァルト 交響曲 集(31〜36,38〜41番)
*パドヴァ・ヴェネト管弦楽団
録音1996年〜97年
ARTS
モーツァルト 交響曲 第32番 K.318
*ロンドン交響楽団
録音1959年2月
LONDON
モーツァルト 交響曲 第35番 「ハフナー」 K.385
*フィルハーモニア・フンガリカ
録音1960年代後半?
ZYX Classic
モーツァルト 交響曲 第36番 「リンツ」 K.425
*フィルハーモニア・フンガリカ
録音?
ZYX Classic
モーツァルト 交響曲
第38番 「プラハ」 K.504
*ロンドン交響楽団
録音1959年2月
LONDON
パドヴァ・ヴェネトOとのモーツァルトがすばらしい!さらに驚くのは30〜40年昔に録音したフィルハーモニ
ア・フンガリカ盤(35,36番)ロンドンSO盤(32番,38番)と聴いた印象が同じであることだ!
もちろん細部に違いがあり全体として昔の録音の方が荒削りな印象である。そこがまたファンとしてそれが
たまらない。
シューベルト 交響曲 第3番 D.200
*フィルハーモニア・フンガリカ
録音1968年
TUXCD
シューベルト 交響曲 第4番 「悲劇的」 D.417
*フィルハーモニア・フンガリカ
録音1968年
TUXCD
マーク様のシューベルトをもっと聴きたい。できればパドヴァ・ヴェネト管弦楽団との共演を!
シューマン ピアノ 協奏曲
*スイス・イタリア放送管弦楽団
ベネデット・ルポ(ピアノ)
録音1998年10月
ARTS
私はこの録音でシューマンのピアノ協奏曲のすばらしに開眼した。このコンビの共演をもっと聴きたい!
ヴォーン=ウィリアムズ ヴァイオリン協奏曲(コンチェルト・アカデミコ)
*プラハ交響楽団
ノラ・グルムリーコヴァー(ヴァイオリン)
録音1967年9月17-23日
Supraphon
バロック協奏曲の雰囲気も感じさせる。