●ダニエル・ハーディング&ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン 仙台公演

2001年11月21日 仙台・電力ホール

ベートーヴェン:「プロメテウスの創造物」序曲
ブリテン:夜想曲 Op.60 テノール:イアン・ボストリッジ
ブラームス:交響曲 第3番 ヘ長調

まずは箇条書き

*仙台電力ホールは恐ろしくデッドなホールであった。
*「プロメテウスの創造物」序曲,鋭角的な強弱の付けたか印象に残る
*フレーズの最後は余韻を残さすスパッと切っている
*コーダーではググッと盛り上がる。全体的には如何にも序曲といった趣だった
*馴染みのないブリテンの夜想曲だが一番印象に残った
*イアン・ボストリッジが表情を込めて歌う姿を見ると生の醍醐味を感じた
*ブラームスは対抗配置に変更していた
*鋭角的な強弱の付けたか、大きな間の取り方、フレーズをスパッと切るのが印象に残る
*最終楽章はかなり速いテンポだった
*小編成のオケながら全合奏のフォルティシモはオーディオでは味わえない迫力があった
*結局,超デットなホールに馴染めなかった
*携帯をチャラチャラ鳴らすヤツ,フライング拍手,フライング・ブラボーはいなかった
*ダニエル・ハーディング氏は写真で観るより髪が長かった
*黒髪チェロ弾きのお姉さんは私好みだった
*そのお姉さんの衣装,青い上着,黒いズボンがカッコよかった

 正直に申しまして満足度は低かった。超デットなホールに馴染めなかったのが大きな要因であったと
思う。私の座った19列24番が悪かったのか?鋭角的な強弱の付けたか、大きな間の取り方、フレーズ
をスパッと切る,といった奏法が・・・・トスカニーニ/8Hスタジオの録音(といっても1枚しか持っていない
が)を思わせた。(ある程度)残響のあるホールならば・・・・その想いが最後まで残った・・・・

01/11/25


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