Rhapsody in Kunya


 2003年 4月29日(火)

 昨日イラク戦争での従軍記者とバクダットで取材活動をしていたジャーナリストの様子伝えるTV放送を観た。最初
は斜に構え観ていたが、しだいに苦い気分になった・・・・各国が取材活動の拠点としていたパレスチナ・ホテルにア
メリカ軍に攻撃をされたときのジャーナリストの混乱と狼狽する姿は何ともやりきれない気持ちになる。

 そらから戦争の厳しい現実と矛盾として「傷つき重傷を負ったイラク兵をアメリカ兵が治療する。攻撃した相手を助
ける矛盾がそこにあった」と紹介していたが・・・・正直に言って私はさして矛盾を感じなかった。それは小室直樹氏の
著書「痛快!憲法学」「日本憲法の問題点」集英社インターナショナルのお陰である。部分的につまみだして紹介して
も誤解を生むので興味ある人は本を買ってしっかり読んでほしい。


 2003年 4月27日(日)

 昨日おこなわれたWBCスーパー・バンタム級タイトルマッチ<オスカー・ラリオス対仲里 繁>は、判定で王者ラリ
オスが防衛したそうだ。しかし、勝者ラリオスはこの試合で顎を骨折したそうだ。

 残念ながら私の住む地域はTV放送がなく観ることができなかった。昨年の10月以来世界戦のTV放送がないさびし
い状況が続いている。

 いつまで続くのだ!!


 2003年 4月22日(火)

 F−1世界選手権サンマリノGPを観た。

 ミハエル・シューマッハーが今季初優勝を遂げた。いつの間にかブラジルGPの優勝はフィジケラになっていた。贔屓
の贔屓のクルサードはミスで予選12番手のスタートだったが5位に食い込んだ。

 これで開幕から4戦すべて違うドライバーが優勝したことになる。昨シーズンはシューマッハ&フェラーリが圧倒的に
強くシューマッハー&フェラーリ・ファン以外つまらない展開となったが、今シーズンは混戦チックな展開にニンマリであ
る。何しろTV中継がつまらなくなったから・・・・次の優勝はバリチェロ?なか???


 2003年 4月19日(土)

 精神科医のS先生推奨ビデオ「17才のカルテ」を観た。

 観終わって漠然とした重い気分になった。内容から心軽やかアイ・アム・ハッピーそんな気分になる映画でないの
は確かだ!それから内容がいまひとつつかめなかった・・・・そんなときは助けになるのが「困ったときのインターネッ
ト!」検索してみると私の中の漠然としたものがハラハラと氷解しはじめた!

 この映画の原作はスザンナ・ケイセン(役名のまま)自身が精神病院で過ごした年間を綴った回想録で退院から
25年後の1993年に出版されベストセラーなったそうだ。

 そうか!だから映画は回想風であり、淡々としていたのか!そうか!だから時代が1960年代後半なんだ!

 それからリサ・ロウ役のアンジェリーナ・ジョリーの迫真の演技がたまらない。アカデミー助演女優賞を獲得したそうだ!


 2003年 4月17日(木)

 私の住む街では桜が満開である。昨日も、今日も、所用で出かけた際、少々遠周りになるが近くの桜並木を通った。

 実家の近所にも桜の名所がある。十数年前ニュース・ステーションで夜桜が中継されたこともあった。子供の頃、「お
花見やろーよぉー」と両親にせがんだことがあった。しかし、実現しなかった。ココは子供に媚びない家庭なのだ!

 桜といっしょに思い出すのがアンズである。私の実家にはかつてアンズの木があった。高さは十数メートルのりっぱ
な木であった。杏の花は桜によく似ている。咲くのは桜より若干、早く、花びらから甘いフルーティな香がする。私は花
びらを集めビニール袋に入れスーハー・スーハーして香を楽しんだことがある。

 初夏になると杏の実ができる。子供の頃、生でバクバク食べた。でも淡白な味で物足りなかった。あるときジャムに
すると美味しい(つまりアプリコット・ジャム)そんな話を聞き付けた。母に「ジャムを作ってくれ!」と頼んだが実現する
ことはなかった。

 そう!ココは子供に媚びない家庭だったのだ!


 2003年 4月14日(月)

 フルート・フェスティバルに参加してきた。参加といっても奏者ではない。フルート整備士としてでもない。聴衆として
参加したんだ。フルート・オーケストラよる演奏とフルート独奏者によるミニ・リサイタルで構成されていた。

 演目は

 ロッシーニ:「セヴィリアの理髪師」序曲
 ドヴォルザーク:スラブ舞曲 ト短調 作品46-8
 以上:フルート・オーケストラ

ミニ・リサイタル
 ユエ:ノクチュルヌ
 ペリユー:バラード
 シャミナード:コンチュルティーノ

 ベートーヴェン:交響曲 第5番

 ビゼー:カルメンより第1幕への前奏曲
 ブラームス:ハンガリー舞曲 第5番

 フルート・オーケストラというのは原曲のヴァイオリンとヴィオラ パートをフルート用に編曲して演奏する試みである。

 フルート・オーケストラは最初アイスクリームに胡椒をふりかけたような違和感を危惧していたが、実際生の音を聴く
と危惧していた違和感はなかった。ミニ・リサイタルではメインのフルート独奏者よりピアノのお姉さんに注目してしまっ
た。よ〜く考えたら、コンサートでピアノを聴くのはおそらくはじめての体験だ!「小学校や中学校にあったヤマハやカ
ワイのピアノとは違いコンサート用のスタインウェイの音色は違うなー」勝手な思い込みに耽ってしまった。

 メインがベートーヴェンの5番だったのは私にとって問題があった・・・・この曲は私の思い入れが激しく「この楽章はア
レグロ・コン・ブリオなんだ!もっとブリオ・ブリオしなきゃ!ティンパニーが弱い!ここは硬いバチを使い、バッバーンと
鳴らさなきゃ!」ついつい私の思いが出てしまった。


2003年 4月11日(金)

 あの「川口浩探検隊」が2代目隊長に藤岡弘氏を迎えて復活した!昨年末に第1弾「アマゾン奥地謎の猿人ジュン
マは実在した」が放送されたが・・・・残念ながら見逃した。そして4月9日(水)に第2弾「ベトナム・ラオス国境地帯 死
の密林踏破!呪われた竜の使い 人喰いヅォン・ドゥーは実在した!!」が放送された。放送当日は所用のため観ら
れなかったが、しっかりビデオ録画を敢行して昨日鑑賞しました。

 スイスペの白抜きが映える青い探検服。扇動的な田中信夫氏のナレーション。大げさな効果音。「あ〜ぁ、懐かしい
沖田艦長の心境でした」

 ・・・・でも今回はヅォン・ドゥーを捕獲しちゃったんだよね残念。やっぱり探検隊シリーズはカメラでかすかに獲物の姿
を捕らえて終わるのが醍醐味だよね。..........................................ヅォン・ドゥーの正体見たりニシキヘビ。


 2003年 4月 8日(火)

 自動車レース F−1ブラジルGPは雨天で大混乱のレースになった。同じコーナーでスピンするマシンが続出し数回
セーフティ・カーが入り、最後はマーク・ウェーバー(ジャガー)とフェルナンド・アロンソ(ルノー)が派手なクラッシュで
レース中断!規定により53ラップの順位が決勝結果となった。

 贔屓のクルサードは直前にタイヤ交換のためピット・インしたのが災いして4位だった。それまでトップを走っていた
ので残念・・・・

 でも、最後は大クラッシュで終了したので後味の悪いレースだった・・・・


 2003年 4月 6日(日)

 
アンプを手放した。SONY TA-F333ESX というモデルである。オーディオに詳しい方ならよくご存知のアン
プだと思う。「Gシャーシ」で一世を風靡したアンプである。430(幅)×161(高さ)×436(奥行)mm、重
量18.3kg というベヴィー級のアンプであった。
約16年にわたって私に音楽の感動を与えてくれた愛着のあるア
ンプである。

 しかし、現在の家に引っ越して狭い部屋になり TA-F333ESX を鎮座させるスペースがキツくなった。しかも、この部屋
では大音量でスピーカーを鳴らせない。思案の結果、小型アンプに買い換えることにした。今度やって来たのは205(幅)
×91(高さ)×302(奥行)mm、重量3.4kg
という1/5のアンプになった。

 いつの日か専用オーディオ・ルームをこしらえて重厚アンプを鎮座させて思う存分音楽を楽しみたいものだ!


 2003年 4月 3日(木)

 海原遊山のオーヘーニズム宣言!〜偽善的戦争報道〜

 今、イラクと英米は戦争状態にある。不幸なことである。連日TV報道がなされている。

 偽善的な報道も・・・・何やらイラクが被害者で英米が加害者であるかのような報道がある。そもそも戦争は双方が
被害者であり、加害者ではないのか?

 イラク側、英米側の報道映像を垂れ流して「真実」を云々と言っている輩もいた。そもそも映像なんて、どれ程「真実」
を伝えれるのか?
 
 英米軍が苦戦していると報道しているが本当なのか?一度も退却してないぞ!

 よくバグダッドからの中継があるが人命が大切と力説するなら記者を避難させたらどうだ!


 2003年 4月 1日(火)

 4月1日といえばエイプリルフール!なにか気の利いた”ホラ話”を考えたのでが、何もも浮かびませんでした。

 とっ・・・・さっそく嘘を付く私! それでは4月号のスタートです。                          14535


 ホームに戻る  昔の Rhapsody in Kunya