Rhapsody in Kunya


2007年 4月23日(月)

●シベリウス 交響曲 第2番
 サー・コリン・デイヴィス/指揮
 ロンドン交響楽団
 録音2006年9月27〜28日
 LSO LIVE LSO-0105

 贔屓にしているサー・コリン・デイヴィス指揮による4番目の音盤である。私は’94年録音の同曲にえらく感動した。特に第4楽章の徐々に高まってゆく高揚感に、これを超える演奏はありえない!?それほどのすばらしさだった。そのため、今回の最新録音盤にはさしたる期待はもっていなかった。

 この録音を聴き始めて部屋の空気が一変した。弦楽による開始から木管が絡む導入部。各楽器の音色うつくしさ、絶妙なテンポの動き、すべての音が意味深く奏でられるのである。そして感動的な第4楽章!徐々に高まってゆく高揚感は同じであるが’94年録音より万事控えめなのが聴き手の心を揺さぶる。そして最後の最後で圧倒的なクライマックスを築き上げるのである。

 そしてこの録音を聴き終わり私の心に浮かんだ言葉は「参りました」だった。


2007年 4月18日(水)

クレンペラーが指揮するジークフリート牧歌を聴いた。驚いた!?

あの冷徹なクレンペラーが愛情あふれる暖かい音楽を奏でているからである。表面上はいつものクレンペラー節で、ひたすらに音符をくっきりと音化して行く感じであるが、いつもと違い(?)音楽に対する暖かな愛情のようなものが伝わって来たのである。

音楽の世界はときとして意外な一面を見せる。


2007年 4月8日(日)

 久しぶりにカプセルホテルを利用した。ここ数年は南千住の安宿を利用していたが移動時間の短縮を優先した。

 カプセルホテルで重要なのは付帯設備である。大浴場やサウナの有無。レストルームの状態。デスクコーナー有無。自販機の値段。ロッカーの大きさ。全体の清潔感。

 今回利用したホテルはすべてがそつなくまとまっていた。関心したのはロッカーは標準サイズでディンプル錠。高温と低温の2種類のサウナ。全体的な清潔感が良かった。値段を考えると定宿にしようかな?と思えるほどだった。


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