ベートーヴェン 交響曲 第9番 第4楽章 歌詞の翻訳:Dr.カトリス 編
O Freude,nicht diese Tone! (ああ、みんな、これらの旋律ではない!
Sondern last angenehmereAnstimmen, そんなふうにではなく、もっと楽しく
und freudenvollere! そして喜びに満ちあふれて歌い出そう!)
Freude,Schoner Gotterfunken 喜び!、あなたは美しい神の火花、
Tochter aus Elysium, そして天国から来た娘だ
Wir betreten feuertrunken, 私達は炎に酔いながら
Himmlische, dein Heiligtum! 天上のあなたの聖殿に踏み入る
Deine Zauber binden wieder, あなたの魔力は時世が強く分け隔てたものを再び結び合わせる
Was die Mode streng geteilt;
Alle Menschen werden Bruder,
その優しい翼のとどまるところ、人々はみな兄弟となる
Wo dein sanfter Flugel weilt.
Wem der grose Wurf gelungen, ひとりの友の友であるという大きな幸運に恵まれたものは
Eines Freundes Freund zu sein,
Wer ein holdes Weib errungen,
それに愛しい妻をかち得たものは
Mische seinen Jubel ein ! その大きな喜びをひとつに合わせよう!
Ja, wer auch nur eine Seele いやそればかりか、自分のものといえる魂はたったひとつしかないという人もだ!※
Sein nennt auf dem Erdenrund !
Und wer's nie gekonnt,der stehle でも、少しもそれができなかったものは
Weinend sich aus diesem Bund. 泣きながらそっとこの集いから出ていきなさい
※訳注:「魂があると言えるものだったら誰でも」つまり、「生きてるものなら誰だって一緒に喜ぼう」の意
Freude trinken alle Wesen 生きとし生けるものはみな
An den Brusten der Natur; 喜びを自然の乳房から飲む
Alle Guten, alle Bosen
善人も悪人もみな
Folgen ihrer Rosenspur.
自然※の薔薇のあとをたどる
Kusse gab sie uns und Reben, 自然※は私たちに口づけと、ぶどう酒と
Einen Freund,gepruft im Tod; 死の試練を課せられた友とを与えてくれた
Wollust ward dem Wurm gegeben, 快楽が虫けら与えられた
Und der Cherub steht vor Gott! そして天の使いが神の御前に立つ!
※原文のsie
と ihrer
は「自然」ではなく、「喜び」を指すという解釈もできる
Froh, wie seine Sonnen fliegen
元気よく、神の諸々の太陽が天空をよぎって
Durch des Himmels prachit'gen Plan, 壮麗な舞台を飛び回るように
Laufet Bruder,eure Bahn,
進め、兄弟たちよ、君たちの道を
Freudig wie ein Held zum Siegen. 嬉々として、勝利へ向かう勇士のように!
Seid umschlungen, Millionen. 抱かれなさい※、いく百万の人達よ!
Diesen Kus der ganzen Welt! この口づけを全世界に!
Bruder! uberm Sternenzelt 兄弟たちよ!星空の向こうには
Mus ein lieber Vater wohnen.
愛する父なる神が住んでいるはずだ!
Ihr sturzt nieder, Millionen ?
ひざまずかないか、いく百万の人達よ?
Ahndest du den Schopfer, Welt ?
創造主を感じないか、世界よ?
Such" ihn uberm Sternenzelt !
星空のかなたに創造主を求めろ!
Uber Sternen mus er wohnen. 星々の上にこそいるはずだ!
※便宜上ウムラウトなどの表記は省略した。 ※原文は受動態である。人々が抱き合うのではなく、「神に抱かれなさい」の意
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